Pete the Cat I Love My White Shoes
猫のPeteは新しい白い靴を履いて散歩しています
"I love my white shoes"と歌を歌って
ご機嫌なところに
イチゴの山を踏んづけてしまい
靴は真っ赤になってしまいます
けどPeteは泣きません
"I love my red shoes"とまた歌います
ところが次にブルーベリーの山を踏んでしまい
靴は真っ青に
けどPeteは今度は"I love my blue shoes"と歌い
ご機嫌なままです
その次は泥を踏んでしまい
靴は茶色になってしまいます
けれども今度は"I love my brown shows"と歌い
へこたれることはありません
最後に水に入ったバケツに足を踏み入れてしまいます
茶色も青も赤も全部落ちてしまい再び靴は真っ白に
けれども今度は靴は濡れてしまっています
そこでPeteは"I love my wet shows"と歌い
最後まで動じることはありませんでした
Pete the Catシリーズは
何事にも動じずポジティブなPeteが
実にいいキャラクターの味を出してますね
Title Pete the Cat I Love My White Shoes Author Eric Litwin page 32 page word 16.5 words/page
The North Wind and the Sun
ある日太陽と北風が男の人を見つけます
寒い日だったのでその男はコートを着ていました
北風が言います
「僕は強いからあのコートを吹き飛ばして見せる」
太陽は言います
「本当に?やって見せて」
北風は風を吹き付けますが
寒さと強い風でコートは飛ばせません
太陽は言います
「次は自分がやってみるから見てて」
北風は笑って言いました
「僕みたいに吹き飛ばすのはできないよ」
太陽は照りつけると眩しく暑くなってきました
男は暑さでコートを脱いでしまいました
北風は言います
「君は賢いね」
有名な「北風と太陽」のお話です
短いお話で内容がわかりやすく
ためになる内容ですし
なかなか良い絵本だと思います思います
この絵本はOUR WORLD READERSというシリーズの
READERで10ページほどでお話は終わってしまい
そのあとは温度や洋服について学ぶページがついていました
これで600円はちょっと高いような気もしますね
Title The North Wind and the Sun Author Jill O'Sullivan page 16 page word 28.4 words/page
Sam and Dave Dig a Hole
SamとDaveは穴を掘ります
何かすごいものを見つけるまで掘ろう
と決めます
頭が隠れるくらいまで掘りましたが
まだ何も見つけられません
しばらく掘り続けるものの何も出てこず一休み
「まっすぐ下に掘っているからだ」
ということで方向転換
さらに「二人分かれて掘ればいいかも」
ということで分岐して掘るものの
まだ見つけられず
もう一度基本に戻ってまっすぐ下向きに
掘ることにします
休憩の時に食べたクッキーとチョコレートミルク
もなくなってしまい
疲れたので一眠りすることにしました
一緒に掘っていた犬だけが掘り続け
そこが抜けてみんな落ちていくことに…
落ち続けた先は元の場所でした
そして犬だけが骨を見つけることができました
ストーリー性がありなかなか面白いお話です
(SamとDaveは見つけていないので文章には現れませんが)
絵の中でもう少し掘れば宝石が見つかったのに…
という場面が多数あり
子供の気をうまく引くようになっています
Jon Klassenの絵本は
子供にどういう状況が起こっているのかを
文章上表現がなくてもうまく推測させてくれる
よう作られているのが素晴らしいですね
Title Sam and Dave Dig a Hole Author Jez Alborough page 38 page word 17.8 words/page
Eric Carle's Dragons, Dragons
いろんな空想上の動物が出てくる
絵本というよりかは図鑑に近いかと思います
Dragon
Yeti
Minotaur
Basilisk/Cockatrice
Leviathan
Amphisbaena
White Buffalo Woman
Rainbow Crow
Griffin
Hippogriff
Pan
Kappa
Centaurs
Mermaid/Undersea
Ganesha
Pegasus
Bunyip
Garuda
Quetzalcoatl
Kracken
Cerberus
Chimera
Hippocamp
Anasi the Spider
Okolo the Leopard Warrior
Manticore
と非常にたくさんの幻獣が登場します
ゲームの「Final Fantasy」をやったことのある人には
結構馴染みのある名前が出てきますね
幻獣好きな人は見るだけで楽しめるかと思います
ただ英語の文章はどこかからの引用されており
子供向けではなさそうです
何才向けぐらいをターゲットに作った絵本なんでしょうね??
Title Eric Carle's Dragons, Dragons Author Eric Carle page 68 page word 68.3 words/page
Wild Predators (Wild Kratts)
他の動物を捕まえて食べるPredator (捕食者)
についての絵本です
食べられる側の動物はPray(被食者)と呼ばるそう
登場するPredatorは以下の動物たち
Osprey
Mouse Lemur (ネズミキツネザル)
Fossa (フォッサ)
Polar Bear
Black-Footed Ferret (クロアシイタチ)
Mantis (カマキリ)
Cheetah
Wolf
Thorny Devil (モロクトカゲ)
Roadrunner
LionやTigerなどのメジャーどころは出てこず
あまり馴染みのない動物もちらほら登場します
それぞれどんな特徴を持っていて
何を好物としているかが絵本の中で描かれています
動物ネタは子供にとっては間違いなしなものが多く
最近犬・猫がわかるようになった1歳半の下の子も
この絵本には大興奮で前のめりになって
読み聞かせに参加(見てるだけ?)していました
また動物園に連れて行ってあげようかと思います
Title Wild Predators Author - page 32 page word 27.6 words/page
Pete the Cat and his Four Groovy Buttons
ネコのPeteは4つの大きく、カラフルで、
丸く、かっこいいボタンがついた
シャツを着ます
Peteはボタンが大好きで歌を歌います
"My buttons, my buttons, my four groovy buttons
My buttons, my buttons, my four groovy buttons"
突如ボタンが1つ外れ転がっていきます
残ったボタンは3つ
けれどもPeteは泣きません
…
という流れでPeteのシャツからボタンが1つずつ減っていき
最終的に全て外れてしまうお話です
算数の引き算的な考えも身につくようになっていて
非常に素晴らしい内容ですね
数字がわかるようになる3才あたりに
最適な絵本かと思います
わが子も最近大きめのボタンであれば
自分で付け外しできるようになり
ボタンは自分でできるものという自覚が芽生えていますので
ボタンがテーマのこの絵本を興味を持って聞いてくれます
Title Pete the Cat and his Four Groovy Buttons Author Eric Litwin page 30 page word 19.7 words/page
If You Take a Mouse to the Movies
もしネズミを映画に連れて行こうとしたら…
ポップコーンをリクエストされるでしょう
ポップコーンをあげると
ネズミは糸でポップコーンをつなぎ
それをクリスマスツリーにかけたいというでしょう
クリスマスツリーを買わないといけません
帰り道、雪だるまを見つけて
自分も作りたいというでしょう
雪だるまを作り終えると
次は砦を作ろうと決め、助けを求めてくるでしょう
そして雪玉を作って雪合戦をするでしょう
外で遊ぶと体が冷えてしまい
家の中に入って毛布をリクエストするでしょう
気持ちよくなってくるとクリスマスキャロルが聞きたくなり
ラジオを探さないといけません
クリスマスキャロルを聞くとクリスマスツリーのことを思い出し
飾りを作りたくなります
クリスマスツリーに飾り付けを終えると
ポップコーンの飾りを忘れてたことを思い出し
またポップコーンが欲しくなります
ここがチャンスです
このタイミングで映画に連れて行けるでしょう
「If you give」シリーズ絵本の冬バージョンです
映画はあまり関係ないですが
これからクリスマスに近づくのにぴったりな絵本です
わが子は最初このシリーズの絵本への食いつきが
あまりよくなかった印象なのですが
最近は気に入ったようで
寝る前に読んでほしいとリクエストされる絵本に
ほぼ毎晩入ってくるようになりました
Title If You Take a Mouse to the Movies Author Laura Numeroff page 32 page word 14.9 words/page