Sam and Dave Dig a Hole
SamとDaveは穴を掘ります
何かすごいものを見つけるまで掘ろう
と決めます
頭が隠れるくらいまで掘りましたが
まだ何も見つけられません
しばらく掘り続けるものの何も出てこず一休み
「まっすぐ下に掘っているからだ」
ということで方向転換
さらに「二人分かれて掘ればいいかも」
ということで分岐して掘るものの
まだ見つけられず
もう一度基本に戻ってまっすぐ下向きに
掘ることにします
休憩の時に食べたクッキーとチョコレートミルク
もなくなってしまい
疲れたので一眠りすることにしました
一緒に掘っていた犬だけが掘り続け
そこが抜けてみんな落ちていくことに…
落ち続けた先は元の場所でした
そして犬だけが骨を見つけることができました
ストーリー性がありなかなか面白いお話です
(SamとDaveは見つけていないので文章には現れませんが)
絵の中でもう少し掘れば宝石が見つかったのに…
という場面が多数あり
子供の気をうまく引くようになっています
Jon Klassenの絵本は
子供にどういう状況が起こっているのかを
文章上表現がなくてもうまく推測させてくれる
よう作られているのが素晴らしいですね
Title Sam and Dave Dig a Hole Author Jez Alborough page 38 page word 17.8 words/page
Eric Carle's Dragons, Dragons
いろんな空想上の動物が出てくる
絵本というよりかは図鑑に近いかと思います
Dragon
Yeti
Minotaur
Basilisk/Cockatrice
Leviathan
Amphisbaena
White Buffalo Woman
Rainbow Crow
Griffin
Hippogriff
Pan
Kappa
Centaurs
Mermaid/Undersea
Ganesha
Pegasus
Bunyip
Garuda
Quetzalcoatl
Kracken
Cerberus
Chimera
Hippocamp
Anasi the Spider
Okolo the Leopard Warrior
Manticore
と非常にたくさんの幻獣が登場します
ゲームの「Final Fantasy」をやったことのある人には
結構馴染みのある名前が出てきますね
幻獣好きな人は見るだけで楽しめるかと思います
ただ英語の文章はどこかからの引用されており
子供向けではなさそうです
何才向けぐらいをターゲットに作った絵本なんでしょうね??
Title Eric Carle's Dragons, Dragons Author Eric Carle page 68 page word 68.3 words/page
Wild Predators (Wild Kratts)
他の動物を捕まえて食べるPredator (捕食者)
についての絵本です
食べられる側の動物はPray(被食者)と呼ばるそう
登場するPredatorは以下の動物たち
Osprey
Mouse Lemur (ネズミキツネザル)
Fossa (フォッサ)
Polar Bear
Black-Footed Ferret (クロアシイタチ)
Mantis (カマキリ)
Cheetah
Wolf
Thorny Devil (モロクトカゲ)
Roadrunner
LionやTigerなどのメジャーどころは出てこず
あまり馴染みのない動物もちらほら登場します
それぞれどんな特徴を持っていて
何を好物としているかが絵本の中で描かれています
動物ネタは子供にとっては間違いなしなものが多く
最近犬・猫がわかるようになった1歳半の下の子も
この絵本には大興奮で前のめりになって
読み聞かせに参加(見てるだけ?)していました
また動物園に連れて行ってあげようかと思います
Title Wild Predators Author - page 32 page word 27.6 words/page
Pete the Cat and his Four Groovy Buttons
ネコのPeteは4つの大きく、カラフルで、
丸く、かっこいいボタンがついた
シャツを着ます
Peteはボタンが大好きで歌を歌います
"My buttons, my buttons, my four groovy buttons
My buttons, my buttons, my four groovy buttons"
突如ボタンが1つ外れ転がっていきます
残ったボタンは3つ
けれどもPeteは泣きません
…
という流れでPeteのシャツからボタンが1つずつ減っていき
最終的に全て外れてしまうお話です
算数の引き算的な考えも身につくようになっていて
非常に素晴らしい内容ですね
数字がわかるようになる3才あたりに
最適な絵本かと思います
わが子も最近大きめのボタンであれば
自分で付け外しできるようになり
ボタンは自分でできるものという自覚が芽生えていますので
ボタンがテーマのこの絵本を興味を持って聞いてくれます
Title Pete the Cat and his Four Groovy Buttons Author Eric Litwin page 30 page word 19.7 words/page
If You Take a Mouse to the Movies
もしネズミを映画に連れて行こうとしたら…
ポップコーンをリクエストされるでしょう
ポップコーンをあげると
ネズミは糸でポップコーンをつなぎ
それをクリスマスツリーにかけたいというでしょう
クリスマスツリーを買わないといけません
帰り道、雪だるまを見つけて
自分も作りたいというでしょう
雪だるまを作り終えると
次は砦を作ろうと決め、助けを求めてくるでしょう
そして雪玉を作って雪合戦をするでしょう
外で遊ぶと体が冷えてしまい
家の中に入って毛布をリクエストするでしょう
気持ちよくなってくるとクリスマスキャロルが聞きたくなり
ラジオを探さないといけません
クリスマスキャロルを聞くとクリスマスツリーのことを思い出し
飾りを作りたくなります
クリスマスツリーに飾り付けを終えると
ポップコーンの飾りを忘れてたことを思い出し
またポップコーンが欲しくなります
ここがチャンスです
このタイミングで映画に連れて行けるでしょう
「If you give」シリーズ絵本の冬バージョンです
映画はあまり関係ないですが
これからクリスマスに近づくのにぴったりな絵本です
わが子は最初このシリーズの絵本への食いつきが
あまりよくなかった印象なのですが
最近は気に入ったようで
寝る前に読んでほしいとリクエストされる絵本に
ほぼ毎晩入ってくるようになりました
Title If You Take a Mouse to the Movies Author Laura Numeroff page 32 page word 14.9 words/page
Heidi
アニメで有名な「アルプスの少女ハイジ」についての
絵本です
ハイジはスイスの小さな街におばさんと住んでいました
ある日山にいるおじいさんに会いに行きます
一緒に山に登ったおばさんはフランクフルトに用があると
ハイジを山に残して戻って行きました
ハイジは最初は心配でしたがペーターや
おじいさんがよくしてくれた
山でとても幸せな日々を送っていました
ある日おばさんがフランクフルトから戻ってきて
ハイジは学校に行くために山を離れ
フランクフルトに行くことになりました
ハイジはおばさんの友達の大きな家でに連れて行かれ
そこで足が不自由なクララと出会います
ハイジはクララのことは好きになりましたが
フランクフルトでの生活は楽しいものではありませんでした
ハイジは山に戻りたいと思っていました
ある日ハイジが学校から戻ってくると
メイドがおばけを見たとの話をクララから聞きます
その夜クララの父がお化けの真相を確かめようと
お医者さんと一緒に待っていると
なんとそこに現れたのはお化けではなく
寝ながら歩いているハイジでした
ハイジは山に戻りたいと伝え戻ることになります
ハイジは再び幸せな日々を迎えます
ある朝クララが山にやってきて1週間
お世話になることになりました
ハイジはクララに会えてとても嬉しく
クララを山のいろんなところに連れて行きます
ペーターにはそれが面白くなく
クララの車椅子をどこかにやってしまいます
次の日クララは車椅子を見つけることができず
歩こうと決めます
ハイジとおじいさんの助けもありクララは自分で
立つことができました
ペーターも嬉しくなりクララに車椅子のことを謝り
クララと友達となります
次の日クララのお父さんがやってきてクララは
自分の歩く姿を見せお父さんは感激します
そしてハイジ、クララ、ペーターは永遠に友達となりました
アニメでは断片的にしか覚えていなかったので
どういうエンディングなのか気になっていたお話でした
クララが歩くシーンはあまりに有名な場面ですが
そこがクライマックスだったんですね
もう少し続きがあるのかと思っていました
Level 4なのでわが子には分量的にも内容的にも
まだ少し難しい絵本ですが
もう少し大きくなったらぜひ読んであげようと思います
Title Heidi Author Jez Alborough page 46 page word 39.8 words/page
Good Night, Gorilla
動物園の夜の見回りをする飼育員から
鍵を奪ったGorilla
Elephant、Lion、Hyena、Giraffe、Armadilloと
次々に鍵を開けていきます
脱出した動物たちは飼育員の部屋に
一緒に入っていきみんなで一緒に眠ろうとしますが
「Good Night」といろんな声が聞こえた
奥さんに気づかれて
みんな動物園に逆戻り
ただGorillaだけはまた飼育員のベッドで眠るのでした
基本的には「Good Night」しか出てこない絵本なので
2才くらいにピッタリな絵本かなと思います
お茶目なGorillaの行為をわが子はとても楽しみながら
聞いてくれていました
Title Good Night Gorilla Author Peggy Rathmann page 34 page word 4.7 words/page